2013年6月アーカイブ

TACのつぶやき その90

体外受精に新しい手法の導入を検討しているらしい。

それは,体外受精を「3人の親」で行うというものだ。

 

主役はミトコンドリアである。
ミトコンドリアは,細胞小器官の1つで,細胞の活動に必要なエネルギーの大部分を摂取した有機物から取り出す働きを持つ。そしてこのミトコンドリアと細胞の起源は,好気性細菌(酸素を利用して多くのエネルギーを取り出すことができる細菌)が大型の嫌気性細胞に侵入し,共生した結果であると考えられている。前者の好気性細菌がミトコンドリアという訳である。
事実,ミトコンドリア自身はDNAを持ち,増殖する。実際はミトコンドリア自身が持っているDNAは少なく,多くは細胞の核に預けた形を取っているが,ミトコンドリアDNAが働かないと,生命活動に様々な良くない影響が現れる。それがミトコンドリア病である。脳卒中様症候群(MELAS=卒中様症状を伴うミトコンドリア脳筋症)などがあげられるらしい。

 

ミトコンドリアは母系遺伝,すなわち卵に含まれるミトコンドリアがそのまま,子の胚(Embryo)のミトコンドリアになる。よって母親に異常があれば,そのまま子に伝わる。
そこで母親がミトコンドリア病の場合,子が必ず同様の病を持つことになるので,これを人工授精を行うことによって解消するようだ。

「精子の提供者である父親」「卵の提供者である母親・ただし核のみ」「卵の正常なミトコンドリア」の3人の細胞から1つの受精卵を作ることのようである。

 

生みの親と育ての親。
現在はそれに加えて,遺伝上の親。
そしてさらには,ミトコンドリアの親。
近頃の親子関係は,複雑怪奇。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月30日 20:47 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その89

今日はクローンのお話。

マウスの血液1滴に含まれる白血球を卵と組み合わせ,クローンの子を誕生させたと,つくばの理化学研究所が発表したらしい。

 

白血球のうち,多くを占めるリンパ球はDNAの再構成が行われているので使えない。それ以外の単球だけを選別し,核を取り除いた卵に導入して,仮親の体内に移植したところ,クローンの子が生まれたとのこと。

従来の皮膚の細胞を採取,培養してから行う方法と比較すると,速く,簡単に作れるらしい。

 

その60でつぶやいたマンモスの血液から,クローンが作れるのだろうか?
さしずめ,象の卵に移植して,仮親を同じく象にすると生まれるかな?
問題点は,ミトコンドリアDNAがどれだけの比重を占めていて,影響を及ぼすか?

 

倫理面の問題さえクリアできるのなら,誰か研究して欲しい!と思います。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月29日 20:30 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その88

その87の続きです。

 

確かに,日常,外国語起源の言葉が満ちあふれています。
ただ「ことば」は絶えず,変化するものです。
また日本語は,様々な言語を受け入れやすい順応性をもっています。そしてそのことが日本の文化の1つの形成要因になっていると考えられます。

 

たとえば化学で出てくる「周期表」。
日本の周期表は,アルファベットの世界標準規格の元素記号をそのまま用い,さらに日本語で元素名を表現しています。ただ,「酸素」などのように日本語に置き換えたものだけでなく,「ウラン」などのようにアルファベットを日本語読みしてカタカナで表現したものもあります。
何かの本で見たのですが,これが中国の周期表になると,すべて漢字になっていました。原子番号103番までなら,103通りの漢字があるのです。そして新しい元素が認められる度に,新しい漢字が作られるのでしょう。覚えるのが大変そうです。しかし,一方でこの周期表の優れているところは,漢字の偏で常温の状態(固体・液体・気体)がわかるようになっている点です。漢字,恐るべし。

 

それはさておき,つぶやき87であげた番組を,改めると,

日本国有放送・情報
あさイチ「割り増し語り 綾瀬はるか」
衛星放送よろず承り係
連続なぞなぞ 踏みとどまる!
などなど,って感じになるのでしょうか?
これはこれで味があるとは思いますが,違和感というか,無理矢理感が感じられます。

 

言葉って難しいけど,一方で面白いですね。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月28日 20:59 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その87

某公共放送が訴えられたらしい。

 

それは「外国語を使いすぎている」から,とのこと。

 

番組名からして,明日は,
NHKニュース
あさイチ「プレミアムトーク 綾瀬はるか」
BSコンシェルジュ
連続クイズ ホールドオン! 
わたし流デジタルライフ「八重の桜データ放送で用語解説」 
総合診療医 ドクターG
明日へ1min.「こころフォト」
大河ドラマ八重の桜ダイジェスト
ゆうどきネットワーク
ニュースウオッチ9 
NHKスペシャル
ドキュメント72時間
Sportsプラス
NEWS WEB

 

など,カタカナ英語や,本当の英語が混ざっています。
こうやって並べてみると,ちょっと納得。その他,放送内容で,
リスク,システム,イブニング,ケア,トラブル,アスリート,ディープ,コンプライアンス,などが問題視されているようです。

 

ということで,次回につづく!

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月27日 20:52 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その86

ジャイアントパンダのシンシンは,偽妊娠だったらしい。

 

このニュースは,テレビで臨時ニュースが流れるくらい,BIGな話題だったようだ。

また,それだけでなく,東京株式市場でパンダ関連とされる銘柄が軒並み値下がりし,上野の西洋料理店を運営する会社はストップ安までいったらしい。

 

恐るべし,パンダのシンシン。

日本国民はそこまで期待し,そして絶望の淵にたたき落とされたようだ。

 

ところで,某ハンバーガーチェーンが上野公園の店舗限定で販売していた「ナポリぱんだバーガー」が,妊娠兆候が見られたシンシンを応援するために,27日から全国販売の予定らしい。

「ナポリぱんだバーガー」の販売がどう応援につながるのか興味のあるところだが,この騒ぎで販売はどうなるのだろうか?

 

多くの人間を振り回すパンダのシンシン,さらに恐るべし。

 

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画像は神戸市立王子動物園のタンタン。

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月26日 18:07 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その85

期末考査が近づいて参りました。

 

自習室に夜の8時まで残って勉強する生徒が増えてきました。
学習内容の質問に来る生徒も増えてきました。

 

人気の教科の先生は,質問に来る生徒で引っ張りだこです。
(教科が人気なのか,その先生の人柄が人気なのかは,この際,触れないことにします。)

 

その結果,放課後は自分の仕事をする時間がありません。
私たち教員は,考査問題の作成に追われています。
その他にも,通常業務や追加業務が追いかけてきます。結構,辛いっす。
でもまぁ,「わかった!」という返事が聞きたいから,みんな頑張ってます。

 

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画像は,先週末で実習期間が終わった実習生に頂いた,お手製のコースターです。
(彼女が在学中,担任をしていました。)

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月25日 19:17 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その84

本校には「父親の会」というものがあります。

 

保護者の方と教職員の集まりである,いわゆる「PTA」(=本校では「育友会」)とは別に,特別に会則などがない会です。
ようは,あまり女子校の表舞台に立つことがないお父さんたちと,本校男性教員の会で,街頭補導と情報交換会がセットになって行っています。
つい先週も行われました。

 

この場は,日頃の親子関係の悩みとか,時には家庭での悩み?をお互い,情報交換し,参考にし合う,という意図もあります。私自身,親子関係で,息子-父親よりも,娘-父親の関係の方が難しいと思います。

 

1ヶ月前に,ある団体が「父の日に関する意識調査」を実施していました。サンプル数や対象などから,あまり一般的ではないような気がしますが,ちょっとした参考程度にはなるかな?というデータが紹介されていました。

 

まず「父親が好きですか?」と尋ねたところ,67.1%が「好き」,14.6%が「嫌い」「大嫌い」だったそうです。意外?と好かれているようです。

父親嫌い派に彼女たちが父親に望むことについて尋ねたところ,1位は「加齢臭などニオイがしないでほしい」(20.6%),2位が「恰好よくいてほしい」(19.0%)だそうです。加齢臭は年齢と肝機能・細胞代謝機能などが原因とも考えられ,そう簡単には改善できません。「格好良く」に至っては,主観的すぎて対処法が全く不明です。困ったことです。ところで,その他に「健康でいてほしい」と回答する人も14.3%いるということで,嫌いと言いつつも父親を気遣っている女子高生・女子大生もいるのです。世のお父さん,落ち込むことばかりではありません!

 

父親の会は,基本,学期に1回行われています。今まで参加したことがない方も,ぜひ2学期からご参加下さい。

 

...ちなみに,理想の父親を芸能人に例えると,1位は福山雅治さん,2位は舘ひろしさん,3位はタレントのつるの剛士さん,とのこと...。だから,どーしたっ!てことで,今日のつぶやきは終わります。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月24日 17:51 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その83

昨日の続きです。

 

一方で,「おぢさん」は,「分かりやすい授業=良い授業」とは思っていません。
なぜなら「分かる」と「分かったつもりになっている」が,子ども自身に区別が付いていないことが多いからです。
また「分かりやすい」場合,途中で「熟考する」というプロセスが省かれていると思うからです。

 

最近,テレビを見ていても思います。バラエティなんかの画面の下に,テロップが流れてたりする。
「なんでわざわざ台詞をテロップで流すねん(怒)」と。
分かりやすいから?強調するため?それとも視聴者が聞き取れていないから?テロップがないと視聴率を稼げないから? 視聴者側のリスニング能力が低いと,提供側に思われているのでしょうか? あるいは事実そうなんでしょうか?

 

それからもう1つ。
やたらと効果音が多い。それも「録音笑い」または「ラフトラック(Laugh track)」や「ええっーー!!」とかいうやつです。まるで提供者側に「ここで笑うんだぞ」といちいち説明してもらっているみたいです。
「ええっーー!!」にしても,「ほらっ!驚けよ」と指示されている気がします。

 

笑ったり,驚いたりは,個人の勝手でしょ。

 

余計なお世話の親切心なのか,それとも視聴者をバカにしているのか,などと考え始めると,お笑い型のバラエティを観る気が失せます。ということで,自主的には観ないです。

 

考えるのを辞めると,人間を辞めるのと同じですよ。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月23日 20:18 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その82

未来の教育を考える,NEW EDUCATION EXPO 2013 というイベントに行ってきました。

 

「中学校の理科教育に求められること」「小中学校におけるタブレット端末の活用」というセミナーを聴講し,「未来の理科実験室」というワークショップなどに参加しました。

「ICT(Information and Communication Technology)を活用した教育」ってことで,様々な学校の取り組みを紹介して頂き,またそれをサポートする機器の展示を見てきました。技術の進歩は凄いです。また企業の方達も,堅実な販売先ということでしょうか,非常に熱心に説明して下さいます。

「おぢさんには,使いこなせんな」と落ち込んでしまいそうです。

 

どうやって子ども達に理解と新たな気付きを誘導するか,を考えた授業とその支援システムということで,興味深く勉強させて頂きました。なんらかの方法で活用したいです。

  

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明日は「沖縄慰霊の日」と「今年最大の満月」です。

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月22日 22:34 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その81

今日で3週間の教育実習が終わりました。
実習生の皆さん,お疲れ様でした。
それから実習生の指導をして下さった先生方,ありがとうございました。

 

振り返ってみれば,自分自身が体験した教育実習の生っちょろいこと。
HR指導を経験したという印象はありません。
昼休みにクラスの生徒達と,輪になってバレーボールをしていたことは記憶にあります。
(最終日は雨でしたが,やりました。)

 

今日の「教育実習反省会」では,各実習生がこの期間の想いを語ってくれました。
また,実習に関わった教員が,実習生に向けての言葉を語りました。
その一言一言に,思わず納得と,自己反省でした。

 

私自身,初心にかえって勤めたい,と思いました。

(3日坊主にならないように気を付けます。)

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月21日 22:58 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その80

「おしゃれカラコン」なんてものが流行っているらしい。

以前,眼科検診にきていた医師に聞いたことがあります。「カラーコンタクトって大丈夫なんです?」と。
するとそのお返事は,「色素を入れているので,酸素の透過率は下がりますね。」というものでした。
眼の角膜は,体表の生きた細胞で唯一,再生しない。傷が付くともとに戻らないということです。当然,酸素が少ないと角膜の細胞に負荷が掛かります。長時間の装着など,使用上の注意を守らないと,とんでもないことになるわけです。オマケに未承認のものも出回っているとのこと。
角膜の形にあったものでなく「角膜浸潤」を起こしたり,洗浄をキチンとしていなくて菌が繁殖し,炎症が進んで「角膜潰瘍」を起こしたりするらしい。

 

どんなものでもそうですが,使用上の注意を守るということを忘れがちになります。
たとえば浄水器でもフィルターをこまめに交換しないと菌が繁殖し,菌がたくさん入った水を飲むことになったりします。エアコンのフィルターも同じ。

 

正しい使い方で,健康な毎日を過ごしましょう。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月20日 23:15 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その79

九州以南が生息地の,強い毒性を持つヒョウモンダコが神奈川県や千葉県で見られるらしい。

 

体長は大きくても15センチ程度。ふだんは褐色で地味だが、攻撃を受けると鮮やかな黄色になり,蛍光ブルーのヒョウ柄が全身に浮かび上がる,こうやって聞くと派手なタコさんみたいですね。
でも唾液に,フグと同じ猛毒のテトロドトキシンを持つので,咬まれるとちょっと大変なことになるようです。
また,沖縄地方でサンゴを食い荒らすオニヒトデの幼生が黒潮に乗って本州の太平洋岸に流れ着き,そのまま越冬して定着しているという話も聞きます。

 

そんな海の話だけでなく,昆虫も北上し,ネッタイシマカが媒介するデング熱や,ハマダラカが媒介するマラリアなどの熱帯や亜熱帯の病気が日本で流行してもおかしくない状況らしい。

 

注意しなければならないことがいっぱいです。

 

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 画像は本編とは関係ありません。布引ハーブ園での6月の風景です。

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月19日 22:10 | トラックバック(0)

階段アートと出前授業

現在、本館の1階~2階に上がる階段にこんなアートが設置してあります。

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美術部の共同制作「階段アート」です。

今回は、先日のわくわく体験スクールに向けて、「山手」や「見ていて明るくなれるような」ものをテーマに、デザインし制作しました。

今週いっぱいは飾っている予定なので、本館を通ることがありましたら是非ご覧ください。

落ち着いた色の階段にカラフルな色がよく映え、階段を上がっているときっと気持ちが明るくなれます!

 

そして本日、兵庫県立美術館から学芸員さんにお越しいただき、中学1年生の美術の授業で、「出前授業」をしていただきました。

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右の写真の2人は決して寝ているわけではありません。

マックス・エルンストという人の"フロッタージュ"というテクニックを使った作品を鑑賞しているところで、

「下から見ると違う絵に見える!」とクラスの1人が発言すると、みんな一斉に頭を下げて見ていました。

同じ絵を見ていても、全く違うものに見えたり、感じたりしているようでした。

それはなぜか・・・"視点"が違うからです。

 

今回の作品を見て「ふくろうに見える!」と言った人もいれば、「コインが入っているお財布だ!」と言った人もいました。

こういう現象は絵に限ったことではありません。

ある短歌を読んで、私は何も感じなかったのですが友人が「すばらしい」と絶賛したことがありました。

理由を聞くと「この言葉はこういう意味を含んでいるんだよ!」と説明され、「そういう解釈もできるんだなぁ」と感心したことがあります。

何かを見て、読んで、聞いて、誰がどう感じてもそれは自由です。

自分の心の中で思うだけではなく、自分と違う視点や違う意見、表現方法に出会える。

それが美術のすばらしいところだと私は思っています!

自分にないものや知らなかったものを気づかせてくれる仲間がたくさんいる。ステキなことですね。

 

 

 

 

 

投稿者:管理人 日時:2013年6月19日 18:06 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その78

今日は写真部の出張に行ってきました。
兵庫県高校文化連盟写真専門部(兵庫県高校写真連盟)神戸支部総会と,第21回兵庫県高校写真連盟春季フォトコンテスト・神戸支部審査です。

その結果は,webの「行事報告」をご覧下さい。

 

最近の高校生写真部員は,世の中の流れ通りでデジタル中心です。
今回のコンテスト全281点中,銀塩(フィルムで撮影したもの)は10点もないでしょう。特に,モノクロは10点しか出品がなかったのですが,そのモノクロも銀塩は本校生徒の1点だけでした。

 

個人的には,モノクロのフィルム作品が好きです。
モノクロフィルムを使って撮影し,自分でフィルム現像する。ここまでで失敗するとやり直しがききません。そしてネガフィルムでは見づらいのでベタ焼きを作り,これ!という作品を引き伸ばします。暗室のセーフティランプの赤い世界。現像液のぬるぬるや,停止液・定着液の酢酸臭。やっぱこれが写真の醍醐味でしょ。(この酢酸臭のおかげで,私は酢の物はあんまり好きではありません...。)

 

でも,このじめじめ,暗いのが,今の若い衆には好まれないのでしょうか? それに結構手間が掛かるし,おまけに,モノクロ関連の機材,薬剤,印画紙は入手困難で,値段も高騰しています。そして,やはり「焼き」が難しいんですよね。

 

私個人は,「デジタルのモノクロは邪道だ!『モノクロ』は自分で現像・プリントした銀塩でなければならない!」と頑固に思っているので,本校生徒にはモノクロ・デジタル作品は出品させていません。
でも最近はプリンターの性能も上がってきて,デジカメで撮影しカラー情報を捨ててモノクロでプリントアウトした作品の方がキレイに見えるんですよね。残念ながら本校生徒の唯一のモノクロ銀塩の1点は神戸支部予選を通過することができませんでした。

 

「こだわり」を捨てなければいけないのか? 悩みます。

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月18日 21:58 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その77

その61で,ちょっと触れました,国際連合食糧農業機関(FAO)の答申「昆虫食」についての訂正を。

 

新聞やwebでは,「昆虫食推進の答申」というように紹介されており,それを踏まえてつぶやいたのですが,どうも正式には「タンパク源としての昆虫を,食糧供給システムに組み込むこと」を推進する,とのことの様です。直接,食することを推進するのではなく,例えば現在魚粉などが多く用いられている家畜飼料を,昆虫で代替する,などだそうです。

 

さらに,その72でちょっと触れた「1番」問題で,世間で話題になった「京」コンピュータは,前回3位から4位になったらしい。今回の1位は中国。勢いのある国は違いますね。見習いたいところです。

 

世界は日々動いています。放っていかれないようにしたいものです。

 

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画像は,京コンピュータの隣の神戸花鳥園での様子...。ほとんど関係ないですが

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月17日 22:48 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その76

今日は「わくわく体験スクール」がありました。

理科には16名の参加です。教室の容積の問題で人数制限をさせて頂きました。参加したくても,その関係でできなかった方,申し訳ありません。今後も様々な形で実施していきますので,よろしくお願いします。

 

さて,ここで質問です。
「理科は好きですか?嫌いですか?」

 

理科の教員の基本姿勢は,子ども達に理科に「興味関心」を持ってもらおうと努力することです。とにかく「理科好き」を増やそうとするわけです。でも果たして,それが理科教員の使命なのでしょうか?

 

学生の頃,理科教育関係の学会に参加した際,当時の学会長の先生が,講演の流れの中でこのようにおっしゃいました。
「すべての子ども達を理科好きにする必要はありません。」

 

それまで,いかに子ども達の興味関心を惹きつけるか苦心していた私としては,目から鱗でした。そうなのです。図画工作が好きな子ども,社会や英語,音楽など,子ども達の興味は多角的で良いのです。ただ,理科が好きでなければまったく勉強しなくて良いか,というと,そういうものでもありません。少なくとも高校生までは理科を勉強して欲しい。それはなぜでしょう?

 

東野圭吾さんの「真夏の方程式」*の中で,資源開発企業と自然保護団体との討論シーンがあり,そこで湯川先生が割って入って「(前略)あとは選択の問題です。」と発言します。私たちは日常のあらゆる場面で「選択」し,「意志決定」しなければなりません。この時,理科の知識や考え方が必要な場面が多々あります。私たち理科教員は,子ども達全員に,この能力を身に付けて欲しいと考えます。

 

このような教育を「STS教育」と呼んだりします。STSとは,Science(科学)とTechnology(技術)・Society(社会)の略で,社会における科学や技術のあり方について自分なりの意見を持つことができる(意志決定できる)ヒトの育成を目的としたものと表現できます。

 

「理科好き」でなくても,「理科を避けて通る」のではなく,正面から取り組んで考える。そんなヒトになって欲しい。これが私たちの願いです。

 

*東野圭吾「真夏の方程式」p.33,l.4,文春文庫,2013.

 

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画像は今日の実験風景です。

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月16日 17:40 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その75

今日は高校音楽科3年生の公開実技試験がありました。
普段の授業中などの様子とは違う,ステージでの顔を見せて頂きました。
緊張感みなぎる,真剣そのもののいい顔でした。

 

音楽に関しては,私はド素人なので,上手下手は分かりません。
ついでに物理学,特に音響工学に関しても無知なので,よく分からないのですが,
「楽器や声楽の音ってよく響くよなぁ。」と感心していました。

 

中学理科の実験では「音叉」という器具を使って,音の性質を教えます。
人間の躰って,音叉の「共鳴箱」なんだろうなぁと。特に頭蓋骨なんかが箱そのものですよね。
箱の形と声帯の位置関係で音の響きが変わってくるのかなぁ?,
躰の成分は水が70%ですが,その部分を振動が伝わると音の響きにどう影響するのかなぁ?,
体脂肪率とかでも変わるのかなぁ?,
などと,ボーッと考えながら,聴き惚れていました。

 

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画像は透明骨格標本。赤い部分は硬骨,ちょっと青みがかっているところは軟骨組織です。

 

 

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月15日 23:36 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その74

今日はノイズの話をしよう。

 

チビッコの頃,図画工作の時間,いろんな色を使って絵を描いた。
筆洗いの水はすぐに灰色になった。
いろんな色を混ぜると,灰色になる。
灰色は,いろんな色を持っている。
もし,逆向きの行為ができるなら,いろんな色を取り出せる。

 

巷にあふれているノイズは灰色と同じ。
様々な情報が平均化されて空電音-ノイズ-になる。
だから,逆向きの行為ができるなら,いろんな情報を取り出せる。
友人に宛てたメールかもしれないし,歌の一節かもしれないし,映画の予告の動画ファイルかもしれない。
そして,何かの拍子に,偶然,宇宙を顕す統一理論の方程式を取り出すことができるかもしれない。
そうなれば,現在のエネルギー問題を解決するどころか,宇宙を征服することができる。

 

めざせ!マックスウェルのデーモン。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月14日 23:12 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その73

毎日,良いお天気ですね。
昨日あたりから,朝の日差しの色を見ていると,まるで「夏」のようです。
大阪の豊中では37.9℃と,平熱の体温どころか,発熱でお休みする体温と同じ気温!!
とうとう耐えかねて,本校のあちこちでもエアコンが動き始めました。でもこの後,どんな気候になるのでしょうか。

まず困るのが,このまま雨が少なくて,夏に水不足になること。
それから,揺り返しで,この後,大雨が続くってことになるかもしれない。
また,これだけ暑いと,空調関係の消費電力が増え,電力不足になる可能性も。

 

まだまだ夏はこれからです...。

  

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画像は2011年2月14日のものです。ちょっとでも涼しくなるかなぁと...。

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月13日 21:54 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その72

ある裁判がアメリカで大詰めを迎えているらしい。
その争点は,「ヒトの遺伝子は特許として成立するか否か」である。

 

そもそもヒトをはじめとする生物の遺伝情報は,生命40億年の歴史の中で,偶然と必然によって作り出され,獲得され,今日まで受け継がれたものである。

遺伝情報というのは,次の世代に受け継ぐという意味だけでなく,様々な生命現象を具現化する情報でもある。よって,遺伝情報はヒトが発明して作り出したものではない。作り出したのは,「時間」である。(あるいは神という言葉で置き換えてもよい。)ヒトの遺伝子は「特許として成立しない」という結論が導かれるだろう。

 

では,遺伝子とは何か?

遺伝子とはあくまで「概念」であり,その実体はDNAという物質である。この物質は4種類のヌクレオチドが1対ずつ向かい合った2本の鎖からなり,ねじれている。これがDNAの二重らせん構造である。そしてこの4種類のヌクレオチドが持つ塩基の並ぶ順番がタンパク質を作る設計図になっている。塩基3つがアミノ酸1個に対応していて,そのアミノ酸が多数結合してタンパク質ができる。このタンパク質が身体の構造を作ったり,生命の化学反応を起こす酵素として働く。

ちなみにヒトのDNAには30億もの塩基のペアがあり,この配列は「ヒトゲノム計画(Human Genome Project)」によって2003年に解明された。ただこれは,アデニン(A),チミン(T),グアニン(G),シトシン(C)の並ぶ順番が分かっただけで,約2万あるといわれる遺伝子が分かったわけではない。ATGCの並びがどのような意味を持つのか(どんな作用がある遺伝子なのか,あるいはまったく意味のない部分なのか)は分からない。その一見不規則に並んでいるように見えるATGCの塩基配列が,どんな意味を持つのかをいろんな大学などの研究所や企業が調べている。それこそ膨大な人的資源や予算を使って。そして1番に見つけると特許を申請でき,その特許で得た資金は,また次の研究に回される。だから科学の世界では,1番でないといけない。

(以前,ある政治家が事業仕分けとかなんとかで「1番じゃないといけないんですか?」とおっしゃっていたが,あの件があって多くの科学者が「1番じゃないといけないんだ!」と結束した例がある。)

だから,そうやって一生懸命研究して発見した(解読した)遺伝子に特許が与えられないと,資金の問題で多くの研究者が研究できなくなるだろう。

 

この問題は,実はもっと複雑でいろんな立場,いろんな考え方があって,こんなに単純ではない。無関心で通り過ぎてしまうのではなく,時々は自分で考えてみよう。

 

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 試験管の中のモヤモヤは,私のDNA。

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月12日 19:20 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その71

好きなものはいろいろありますが,今思いついたものは,ペンギン。
ペンギンは空を飛べませんが,それこそ水中を3次元的な軌道を描きながら,飛びます。
我々地上に住む動物は,重力という呪縛によって2次元の平面上で生活していますが,鳥類や魚類は空間を生活場所としています。
そのため,大脳の大きさと比較すると,知覚と運動機能を統合する小脳が発達しています。
(この意味で,パイロットと潜水艦乗りは,同様の能力が要求されます。)

 

そしてペンギンでお薦めは,何といっても
「ペンギン・カフェ・オーケストラ(Penguin Cafe Orchestra)」ですね。
名前はかわいいのですが,ジャンルは「環境音楽」っていうのでしょうか? ちょっと変わっています。
単純なフレーズがひたすら続くかと思えば,絶妙のタイミングで咳払いが演奏中に聞こえたりと,楽しさ満載です。

 

ちなみにリーダーが脳腫瘍で亡くなって活動停止状態になっていたのですが,今,息子が中心になって新生「ペンギン・カフェ」が活動しているらしい。今度,捜してみよう。

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月11日 22:07 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その70

今週は忙しいです。
まず校内で各種の説明会が2回(1回は本日終了)。
教職員の血液検査の採血も本日,行われました。

 

水曜日は,高校2年生は「歌舞伎鑑賞」,高校3年生は「文楽鑑賞」があります。
中学生は「薬物乱用防止教室」として講演を聴きます。

 

木曜日,中学2年生は「性教育講演会」を聴きます。

 

金曜日は漢字検定があります。

 

土曜日は授業がある日で,午後から音楽科3年生の公開実技テスト(神戸のハーバーホール),
高校普通科2年生は,進路関係のイベントに参加しに行きます。
ニュース時事能力検定試験も行われます。

 

そして,日曜日は初のイベント「わくわく体験スクール」です。

今日はそのリハーサルをしました。画像はイメージです。

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その今週,気になるのは「台風」...。いつもなんですけど,来ないでね。

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月10日 19:26 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その69

今日は訳あって京都大学まで行きました。

 

最近,京大に行くと雨が多かったのですが,晴れです。
今回は自由な時間ができたので近くを散歩しました。
百万遍の交差点と言えば,牛丼屋や100均,○クド,その他様々な飲食店が並んでいますが,
その角からちょっと離れたところに金平糖屋さんがあります。ついつい買ってしまいました。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月 9日 21:04 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その68

出勤途中,四季折々,いろんな風景に出会います。
早朝登山や,庭先のお掃除をしておられる方々にも出会います。

昨年の金星台での太陽の観察から,声を掛けて下さる方がいます。
その方の玄関先に月下美人に似たきれいな花が咲いています。
「孔雀サボテン」というそうです。
今年は蕾がいっぱいで,毎朝が楽しみです。

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月 8日 19:28 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その67

本校の教育目標の中にある,「人柄の基礎」として,次の4つ,
「挨拶,感謝,感動,思いやり」があります。

最近,ものすごく安くで買った,賞味期限ぎりぎりの紙パックの飲料を飲んでいるのですが,

その会社の製品の紙パックは,平たく畳むと,普段見られない,こんな文字が表示されています。


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何気なくゴミ箱に入れてしまうゴミですが,大切なことは「まず省ゴミ」。量を減らすことが一番ですが,その体積を減らすことも重要です。
「省ゴミ化に協力するために『たたんでくれてありがとう』」


印刷するときにこの文字の形だけインクが乗らないようにしただけ(ようするに特に費用がかかってないと思われます)ですが,このパッケージをデザインしたヒトの人柄,会社の企業精神が,垣間見られるような気がするのは,オーバーでしょうか?

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月 7日 22:01 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その66

今日は6月6日。
「オーメンの誕生日」を連想したあなた,ちょっと古いですよ。私と同世代ですね。
おまけにつぶやきも,ちょうど「66」。何かを予感させる数字...かも?

 

webで調べてみると,「今日は何の日? 6月6日」は,
○楽器の日,○邦楽の日,○いけばなの日,○飲み水の日,○梅の日,○ロールケーキの日,○ワイパーの日,○補聴器の日,○ヨーヨーの日,○ローカロリーな食生活の日,○かえるの日,○ひつじの日,○兄の日,○コックさんの日,○恐怖の日,
と,ありました。http://www.nnh.to/06/06.html

 

いろいろなこじつけがあったりします。想像つきますか?
ちなみに「恐怖の日」というのが「新約聖書のヨハネの黙示録にでてくる"獣の数字"666」が起源とのことです。映画「オーメン」に出てくる6月6日午前6時に誕生するという設定の根拠になったものですね。

 

昨年の6月6日は,「金星太陽面通過」で盛り上がった日でした。
月日が経つのは早いものです。

 

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白い太陽の手前を,通過する金星が陰になって見えます。2013年6月6日14:58:56撮影

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月 6日 15:03 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その65

学校帰り(と言っても20時を過ぎていますが),学校横を流れる宇治川(または再度谷川)にホタルが舞う,季節になりました。大学構内の開放は今日まででしたが,中高への道からも観察できるので,是非。

 

指標生物としてのホタルは「水質階級Ⅱ」の「少しきたない水」を表す生物です。ホタルの幼虫が捕食するカワニナなどの淡水生巻貝類は,きれいな水には棲まないからです。ちなみに大山鏡ヶ成への自然教室に行ったときに,素肌を見せていると刺されて赤く腫れる「ブユ(ブトって呼んだりします)」は「水質階級Ⅰきれいな水」の指標生物です。私たちが勝手に作ったイメージと,ちょっと違いがありそうです。

 

もう1つ。ホタルと言えば「蛍の光」,「蛍雪の功」です。貧乏で灯りの油が買えなくても蛍の光や,窓の外に積もった雪に反射する月明かりで勉強し,その後,立身出世した,というお話。

ホタルの光は,ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応といって,酸素とATPのエネルギーによって発光する酵素反応です。非常に変換効率が高く,熱によって失われるエネルギーが少ない点から「冷光」と呼ばれています。ただ,ホタルの光で勉強しようと思うと多量のホタルが必要です。酵素反応なので,たとえホタルが死んでいても空気中の酸素とATPさえあれば発光を持続させることはできます。ただATPを試薬で買うと結構高いので,そんなお金があれば灯りの油は買えます。ATPに関してはホウレン草を用いて明反応によるATP合成という手もありますが,濃度が低いので光量は非常にわずかです。また,ルシフェリンがすべて酸化ルシフェリンになってしまうと発光しません。結論としては,ホタルをいっぱい集める時間があるなら,別のことに使う方が効率的かと思います。

 

窓の雪については,窓際に巨大な凹面鏡を雪で作って月明かりを集光する,という方法が考えられます。ただどれだけ巨大な凹面鏡が必要かは,係数がわからないので不明です。ここで必ず問題になるのは月齢よりも月の日周運動です。雪で作った凹面鏡を動かすのは現実的ではないので,学習者が時間経過と共に移動する必要があります。作業量と定点で学習することが出来る時間的制約を考えると,これも効率的ではないと思います。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月 5日 23:26 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その64

祝!5大会連続W杯出場!
内容はどうあれ,とりあえず引き分けてW杯出場決定は何よりです。
サッカーが好きだろうが,好きでなかろうが,みんなで盛り上がればいい。
景気にしても,気分の問題もあるだろうから,みんなが元気な気持ちになればいい。
(ただし,羽目を外して鬱憤晴らしで暴れるのはやめましょう。)

...なんだか煮詰まってきたので,今日はこれぐらいで。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月 4日 22:41 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その63

京都大霊長類研究所と東北学院大のグループが,「ニホンザルやチンパンジーなど,群れの規模が大きい霊長類ほどまばたきの回数が増える傾向がある」という研究成果を発表したらしい。

 

まばたきは,基本,眼球の乾燥を防ぐために行うが,天敵を警戒する場合は,周囲に注意を払う必要からまばたきの回数が減少する,とのこと。
京都大学霊長類研究所の先生は「群れが大きいほど個体ごとに天敵を警戒する必要性が薄れ,まばたきが増えているのではないか。ただ,それ以外に群れ社会での個体間のコミュニケーションと関係している可能性もある。視線の動きなども調べ、更に意味を探りたい」と話している,とwebに掲載されていた。
ただこの記事のまとめ方では論理が飛躍しすぎている。きっと記事を書いた記者さんは,そのあたり,理解できていなかったのでしょう。
気になるヒトは,PLOS ONEに掲載されているらしいので,原典を読んで下さい。

 

結論として,
「眼はくちほどにものをいう」かもしれない,ということでしょう。

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画像は,「大山 自然シリーズ」を終了して,「街角風景シリーズ」をお送りします。

 


 

投稿者:教務の先生 日時:2013年6月 3日 23:33 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その62

中学3年生はカナダと沖縄の研修旅行から,
中学1年生は大山鏡ヶ成での自然教室から帰ってきて,
久しぶりに全学年が明日,そろいます。

 

そして教育実習生として卒業生も帰ってきます。
月曜の朝は,全校朝礼です。全学年がそろい,そして教育実習の先生との対面です。
梅雨入りしたそうですが,天気予報では晴れるようです。
ある実習生は,ホームルーム指導の先生から「生徒の顔を覚えること」という宿題が出て,

単語カードを作ってめくっているそうです。意気込みが感じられます。楽しみですね。

 

また,もうひとつ,帰ってくるものに,生徒主体ですが,「中間考査の答案」があります。
こちらもぜひお楽しみに。

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月 2日 21:55 | トラックバック(0)

TACのつぶやき その61

来る食糧危機にどう立ち向かうか?

 

救世主の一人(いや一匹?が)ミドリムシさん。ユーグレナ植物門ユーグレナ藻綱ユーグレナ目に属する鞭毛虫の仲間であるミドリムシ属のミドリムシさん。

 

葉緑体を持つので,光合成が出来る。その意味では緑藻と同じ。でも植物細胞に特有のセルロースを主成分とした細胞壁を持たない。哺乳類自身はセルロースを消化できないので,そのまま排泄します。昔,「葉緑素クロレラ」とかいうものがありましたが,クロレラさんは緑藻なので,消化吸収せずにそのまま排泄します。緑のうんち(失礼)になります(たぶん。実験したことはありません)。

でもミドリムシさんは違う。消化吸収できるのです。おまけにビタミン類14種,ミネラル9種,アミノ酸18種,不飽和脂肪酸,などなど栄養豊富。webで検索するとミドリムシラーメン,ミドリムシクッキーなどがhitします。一度,食してみたいですね。

...しかし,弱点は培養の効率-空間と時間-でしょうね。

 

先日,国連食糧農業機関(FAO)が食糧政策として昆虫食が重要だと発表し話題になりました。国内にも昆虫食の習慣がありますが,あんまり一般的ではありません。私も食したことはありません。そんななか,イナゴのペペロンチーノが紹介されていました。ペペロンチーノは大好きなので,ちょっと興味があります。でも,注文の際に「罰ゲーム盛りか普通盛りか」と聞かれるのは,いかがなものかと...。遊びではないような気もするのですが,一方で考え直すと,遊び感覚から普及に繋げていくのも一つの戦略か?とも思います。

 

よく地球温暖化で海水面上昇が取り上げられますが,それよりももっと深刻なのは,土地の乾燥化=砂漠化による耕地面積の減少だと思います。

 

早く,細胞の力を借りずに工業的に無機物(二酸化炭素と水)から有機物(糖)が合成できるようにならないものかなぁ?と思う今日この頃です。

 

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投稿者:教務の先生 日時:2013年6月 1日 21:04 | トラックバック(0)